キャスト
美しく(格好よく)キャストする

最初何度かは昼間の釣行を絶対にお勧めする。(最初だけでなく、時々確認のためにやったほうがいいと思う)
魚をゲットすることが目的ではない。キャストやロッドワークの練習のためである。
キャスト時のルアーの軌跡を確認できるし、ルアーのアクションをはっきりと見ることもできる。
もちろん、まぐれで魚がヒットすることもある。
明るいうちにこれらを確認しイメージをしっかり焼き付けておけば、暗い中でもイメージを描きながら釣行できる。これは大切なことだ。

キャストはオーバーハンドが基本だ。
目標に向かってロッドがまっすぐに弧を描くようにキャストする。
ややもすると、ロッドが体の中心の方に流れてしまい、いわゆる”斜め切り”キャストになってしまう場合があるが、これだと正確なキャストは出来ないし、ルアーが勢いよく飛ばなかったりして、ミスキャストや、糸ふけ、糸がらみなどの、ライントラブルを誘発することにもつながる。(これはもうPEラインだと顕著)

また、ルアーがライナーとなって飛んで行くようにタイミングをとること。
フライのような上に高く上がるようなキャストはよくない。(それでも”斜め切り”キャストをしなければ方向だけは正確のはずだ)
さらにサミングをするくせをつけるといいだろう。
これはキャスト後、リールに近い方の手でスプール押さえるようにして飛び出して行くラインを上から軽く押さえてラインの出をコントロールすることだ。
狙った場所に正確にコントロールしたり、着水音を低減させたりするために大切な技術だ。
また、これは糸がらみや糸ふけ等のライントラブル防止にも効果抜群である。
それでサミングはキャスト動作の一環として体にしみこませておくといい。
(将来PEに移行する場合があるとしたらこれは必須となる)