時合い

マヅメ時(あるいは夜間)、大潮の満潮から下げにかけてが基本

シーバスの釣れる時間帯のこと。
これには大きく、潮と太陽による明るさが関係している。
一般的には「潮」では、大潮の満潮から下げに入る下げ潮時、「明るさ」では「夕マヅメ」「朝マヅメ」のマズメ(太陽が沈んだ直後や登る直前の薄明るい時間帯)時がヒットタイム(時合い)である場合が多い。
もちろんこの限りではない。あげ潮時に圧倒的な釣果を出すポイントも存在するし、ど干潮での実績が高いポイントもある。
あるいは、とにかく夜間であれば安定して釣果を望める場所もあれば、まれに昼間でもガンガンヒットするポイントもある。
でも一般的には最初に述べたとおり、マヅメ時(あるいは夜間)、大潮の満潮から下げにかけてが基本だ。

これを念頭において釣行すれば時合い的に外すことはあまりないだろう。
釣具屋さんで潮時表をもらって釣行するポイントに一番近い場所の潮時を調べてから、実際の釣行を計画しよう。
ただ、潮時表に記載されている場所に近い場所やまさにその場所の潮時だとしても、地形の変化等で平気で60分程度もずれることがある(ちょっと奥まった港湾などは潮時表の値より結構遅れることが多い)ので、これは、実際の釣行を重ねて正確な潮の様子を掴むしかない。
あるいは風向きによっては、潮の変化するタイミングが大きく変わったりもするので、この辺も経験からある程度判断して行くしかない。

いずれにしても上記のような全般的な傾向を元にポイント毎に釣行を重ね、現場での他のアングラーの情報も収集したりして、さらに絞り込んだ時合いを見つけだせば効率的な釣行をすることが可能だろう。

そして実際に釣れた時間等を周年を通して記録して行けば、ポイントごとのヒットタイムを得る事が出来るかもしれない。