事の始まり
健康には自信があるというか、そうじゃないですね、無頓着でした。
実は会社の健康診断で結構まずい値が出ていたのですが、気にもしていませんでした。
定期的に釣りに行っていましたから、体も精神も健康だと勘違いしていたんですね。
そのようなわけで、病院とはまったく縁(?)が無かったわけです。
でもなぜか咳(ひどくはない)が数ヶ月も続いたので、妻の催促もあり、意を決して(大げさ・・)病院へ行くことにしました。
勤務先近くに総合病院があったのでそこで診てもらうことに。
そこで出た結果はなんと!!
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と、その前にまず当然本来の来院目的の咳のほうですが、痰を取って検査しました。
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結果は特に病気の抗体反応は無く、自然に治るのではとの話。
「ああ、そうなんですか・・分かりました。では・・」と終了モード。
しかしお医者さんは終わりモードのわたしに厳しい目で、
医者:「それはともかく、この血糖値は何ですか?」(当然血液検査も行っていたので)
わたし:「えっ?」
医者:「糖尿病の治療は行っていないのですか?」
わたし:「ええ、ぜんぜん」
医者:「この値は完全に糖尿病の値ですよ。それも重度の」
わたし:「ホントですか!」
医者:「すぐに入院してください!改善プログラムを行います。個人でやろうとしても失敗しますから」
わたし:「ちょっと待ってください。急に入院といわれても・・」
医者:「わかりました。3日時間を与えますから、その間に決定しください。」
医者:「本当はあなたを今帰すのも心配なくらいなんです。そのまま帰って今日にでも倒れるかもしれません」
医者:「腕や足のひとつやふたつ無くなっても、あるいは失明してもおかしくない値なんですよ!」
医者:「とにかく非常に危険な値ですから薬を用意しますね」
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「俺って糖尿病?それもかなりやばい・・」
病院からの帰り道、脳裏に浮かぶのは妻や子供たち家族の顔。
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このまま倒れてしまうわけにはゆかない。
家族を路頭に迷わせるわけにはゆかない
手や足を無くす事も、失明することになるわけにもゆかない。
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何とかせねば・・・
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(続く・・執筆中)