日  時:平成15年8月11日 8:00-14:30
ポイント:下浦沖
同行者  :知人
気  象:曇り時々晴れ
海  象:南風やや有り
気  温:28度
水  温:不明
魚  種:タチウオ45匹
体  長:タチウオ80−110cm
重  量:未計測
ル ア ー:100gのジグ各種
ラ イ ン:PE1号
リーダー:25LBフロロ+50LBフロロ
ロ ッ ド:ダイワ ソルティスト60HB
リ ー ル:ダイワ ミリオネア・ベイエリアスペシャル
      本日の収穫物


夏期休暇の1発目釣行である。
いつもの「かみや」でタチウオだ。
やや南風があるが大丈夫だろう。
1番乗りだったが、トモを選択。
出船時間が近づいても他の釣り人がなかなか現れず、こりゃ出船中止か?って心配になるが、間近にばたばたと到来し、6名で出船となる。
一路下浦沖へ。

開始早々からヒットが訪れる。
爆釣とは行かないが、飽きない程度にヒットは続く。
11時頃までには30匹近くに達し、もう十分状態。
サイズも結構大きいのが混じり、いい感じだ。
隣の釣り人は、あまり釣れていない様子。
わたしがガンガン釣るので、「どうすれば釣れるのですか?」と聞いてきた。
確かにその人の釣り方では釣れないだろう。幾つかの助言をする。
タチウオ・サマーシーズンの釣方は、ショートピッチのスピードジャークなのだ。
これをなるべくリズミカルに行うこと。まずはこれに尽きる。
ただし、この釣方は長時間続けるにはそれなりの体力がいる。タックルのセットは出来るだけそれに適したものにしなければならない。
よくバス用でグリップの短いロッドを使用する人を見るが、これだとショートピッチ釣方では短時間で手首腱鞘炎状態に陥る。
グリップが長く脇にはさめるタイプでなければならない。
そのロッドも長時間シャクルに適した、なるべく軽いもので、バラシを少なくするために、しなやかなものが必要。
リールも軽いもの。
これらを満足させないとなかなかよい釣果にをあげることが出来ない。
その隣の人もショートピッチ、ハイスピードジャークに挑戦するが、なかなかぎこちない。
何とか様になりかけた時、ぼつぼつとヒットするようになった。

さて、今回のタチウオは棚が浅く、30m−20m付近に群れているようで、水深も40−50mとかなり浅いポイントである。
まさに夏タチウオって感じ。
浅いので引きはダイレクトで水面まで結構なファイトを堪能出来る。
棚は上で20mと指示されているが、10m位まで鋭いジャークを続けていると、がつん、と食うことしばしば。
こうなるとめちゃくちゃ浅いので、強烈なファイトを楽しめる。
フォール中の当たりも頻発で、これをいかにうまく拾うかが釣果にも影響してくる。
さらにフォール中の当たりで取ったやつは結構なサイズばかりなのだ。
当たりの取り方は、フォール中にふけたら、テンションが掛かるまで「超」スピードで糸ふけを回収しすることに尽きる。

午前中の好反応はだんだん弱まってしまい、お昼頃かなりすっかり反応が渋くなってしまった。
今日はこんな調子で終わりかと思ったが、最後にまた食いが上向いて釣れ出し、そのまま納竿まで釣れて結局45本となる。
船中ぶっちぎりの釣果となったが、これも上に書いた通りのタックルと釣方を続けたからなのである。
もちろん、実はさらにうんちくはあるのだが、これはいいだろう。
という訳で結構楽しめたのである。

タチウオはさらに食べて旨いので釣った後のお楽しみもある。
お勧めは刺身、塩焼き、フライ、煮付け、梅肉巻き揚げなど。絶品である。
スーパーなどで売っている太刀魚の切り身とは、まるで比較にならないし、よってこの釣った東京湾太刀魚を食べたしまったら、2度とスーパーのタチウオは食えない。
釣り人の特権です。




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釣果2003年8月11日