日 時:平成15年2月10日 7:00-15:00 ポイント:観音崎沖 同行者 :知人 気 象:曇り 海 象:凪 気 温:10度 水 温:不明 魚 種:タチウオ11匹 体 長:80cmから100cm 重 量:未計測 ラ イ ン:PE4号 仕掛け :タチウオ用2本針 餌 :サバ切り身 ロ ッ ド:美咲 マニア155 リ ー ル:シマノ 電動丸1000EV 現 認 者:無し本日の画像 本日の仕掛け2本針 ほとんど下ばりに食ったが、こいつは上針に |
今日はタチウオ。 だが初の餌釣りだ。 ジギングではたびたびやっているし、それなりの成果も出しているのだが、餌釣りには独特のおもしろみがあるようで、是非とも試したかったのだ。 竿はビシアジ竿を代用。何とかなるだろう。 実際の釣法もイメージトレーニングは十分行った。 今日の天気は快晴で気温も上がるとの事だが、朝の時点ではかなり雲が多い。 船上は数名の釣り人とやや少な目か。 出発した船は一路観音崎沖を目指す。 海上はベタ凪。 ポイントには既に大船団が。この釣りが好調なのを証明している。 船長からサバ餌が配られいざ開始。 サバは身側から皮側に針を抜く。 色の濃い部分を上にし、銀色の部分を下にする。理由はその方がアピールしそうだから。 仕掛けの最上部に点滅ライトを装着している。 さて水深を告げられてややびっくり。7,80メートルと思っていたのだが、42m。 棚はそこから10−30mというから水面下10m位までを探るのか? 夏場の水深より浅いかも。 底から10m巻き上げ、シャクリに入る。 1mくらいシャクってはポーズを入れる、を繰り返し棚をなぞる。 しばらく無反応だったが、何回目かにかすかな当たりが穂先に伝わる。 事前のイメージトレーニング通り、少し送り込む。 続いてブルブルと明確な当たりが続く。 そこでゆっくりと竿を持ち上げてみると、強い引き込みが。 直ぐに強く竿を起こして合わせる。乗った。 竿が止められそうな強い引きだ。 そのまま手巻きで巻き上げる。途中で引きが軽くなるのは、ジギングでもおなじみ。 だまされてはいけない。そのままグイグイと巻き上げ、最後はロッドをキーパーにセットして仕掛けを取り込む。 浮いてきた魚体を確認すると2本針の下針に掛かっているようだ。 仕掛けの1本針付近を手で掴み一気に抜き上げる。 90cm位だろうか。いい型である。 それにしても、イメージトレーニングしてきたとはいえ、最初の微妙な当たりをものに出来たのは嬉しい。 さて、当たったのは底から22m付近である。 今度はそれを意識して底から10mから探り上げ、当たった棚付近で慎重に探ると、またしても小さな当たりが。 ロッドを止めていると送り込む間もなくすぐに強い引きに変わったので、合わせると乗った。 これも無事にゲット。今度も一番下の針に掛かっている。 次は底から15mで開始。前回当たった棚で当たりが無くても、再度仕掛けをおろし探り直すと、同じ棚で当たりがあり、慎重にやり取りして無事ゲット。 3匹連続同じ棚だ。こんなに見事に当たり棚がそろうとは。 ジグでやる時は、確かに当たる棚はあるのだが、結構レンジは広いし、当たり棚はあっても大きく外れたところで食うこともたびたびだ。 そんなこんなで6本くらい釣り上げたところで、反応が芳しくなくなってきた。 船は時々移動を繰り返し、だんだんと水深が深くなり70mまで落ちてきた。 反応は鈍いとはいえ、時々当たりはあるのだが、食い込ませることが出来ず、外れることが多くなってきた。 最初の微妙な当たりのまま食いちぎられたり、いきなりゴンと当たって、そのまま食いちぎられるパターンが連発。 あるいは全然気づかずに餌を取られることも。 うーん、これだから難しいんだ。甘くはないんだ。 それでも終了まで何とか粘り、5本追加し11本。ツ抜けは達成。 船中5人で1人はルアー。その人は13本釣り竿がしら。 餌釣りでは、わたしの他は1桁で、餌ではトップ。 ルアーは小物が多かったようだが、わたしの釣った11匹は全て良型。 メータークラスも混じった。 そういうわけでそれなりに満足。 この釣りを実際にやってみて感じたのは、当たり棚を見つけたら、その付近を根気よく慎重に探り続けるって事だ。 実際に今日は底から20m前後に当たりが集中し、それからずれることはなかった。 つまり20mプラスマイナス5mの10m幅を探っていればいいと言うこと。 それをやれるやれないで、効率が大分違うし釣果が変わると思う。 ただ分からないのはシャクリパターン。 いろんなシャクリ方をしている人を見た(他船・だって対面して間近に見えるから)が何が効果的そうかまでは分からなかった。 もう少し数をこなす必要がありそうだ。 それにしてもジギングとは変わったおもしろみがある。これはちょっとはまりそうだ。 |