日  時:平成14年11月8日 5:30-11:30
ポイント:長浦沖
同行者  :知人
気  象:曇時々晴れ
海  象:南西の強風
気  温:15度
水  温:不明
魚  種:シーバス22本
体  長:40−82cm	
重  量:未計測
ル ア ー:60g前後各種、湾ベイト29g
ラ イ ン:PE1号&2号
リーダー:フロロ35LB
ロ ッ ド:ダイワ ソルティスト60HB
     コスモテックCT661-SP
リ ー ル:ダイワ ミリオネア・ベイエリアスペシャル
     シマノ ツインパワー4000


本日の画像
82cm
73cm
折り曲げて詰め込んで
久しぶりのシーバス船である。
出船近くに到着。だが先着は1名だけだ。
我々2名を加え3名で出船となる。チト寂しい。
それに船は従来タイプよりも2周りいや3周り小さく、キャビンもない。
いわゆるボートみたいな船だ。ストラクチャーピンポイント作戦らしい。

5時半、未だ暗いうちを出船する。波は穏やかだ。しかし寒い。足下がびりびりする。
10分ほどで最初のポイント到着。温排水ポイントだ。
流れに向けてバイブレーションをキャスト。すると直ぐに先客釣り人がヒット。
なかなかの良型をキャッチする。
と、わたしにもグンと明確な当たりが。しっかり合わせを入れ久しぶりのシーバスの引きを堪能する。
無事キャッチ。60弱ってとこか。
その後あちこちと温排水がらみのポイントを探るが、先客釣り人が2キャッチ。そしてわたしが1キャッチで、すこし移動となる。バース周りを攻めるのだ。

空が白み始めた。
移動中、冷たい風が頬を刺し痛い。と、突然それがなま暖かい風に変わる。ホントに突然に変わった。まるでスイッチが切り替わるように。まばたいた瞬間にだ。こんな体験は初めてだ。
これを機に海は荒れ始め、南西の強風が吹き荒れるようになる。
あんなに穏やかだった海が、急に時化模様に。
ポイントのバースに到着するが、ぐらぐら揺られながらのキャスティングである。
小船だから、船縁が低く投げ出されそうで危ない。かなり踏ん張っての釣りになる。

さてバース先端で開始直後、直ぐに回収を船長は指示。
別のバース付近で鳥が海面に突っ込んでいる様子だ。
急遽移動。
なるほど鳥が騒がしい。
ポイントを定め開始。
すると、ボツボツとヒットする。バイブレーションではなくジグの早引き&フォールだ。
だが、サイズはそれほどでもなく、40−50cmクラスである。
それでも、バース周りを小さく移動して各自数本をキャッチ。十分楽しめている。
さてひとしきりこのバース周りを攻めきって反応も少なくなったところで、別のバースポイントに移動する。
なんでも前回大型が連発したポイントらしい。
船はバース先端のやや深めのポイントから、根元の浅いポイントまでゆっくりと流してゆく。

最初は先客釣り人であった。
大きくロッドが絞り込まれている。
タモに入ったのは60後半クラスの良型。
続いて知人が60クラスを2連発。
自分一人だけ取り残されている感じ。
でも、まぁ焦らない。この雰囲気ならば、じっくり攻めればかならずいい結果が付いてくるはずだ。
小さく素早く巻いてはフォールを繰り返す釣法を繰り返す途中、ゴツゴツとまとわりつく感じが伝わる。すかさず一巻き&小さなフォールを連発。
するとガツンと乗った。
なかなか重い引きだ。近くに引き寄せると何度もドラグを出す。ロッドは大きな弧を描いている。
そしてやっとネットに収まったものは70cmの良型。
やったぜ。大満足。
船はバースの根元に近づき水深が浅くなってきた。ここでバイブレーションにチェンジ。
湾ベイトである。
通常ならスピニングであろうが、ピンポイントキャストなので、同じくベイトタックルにセットする。
ベイト故湾ベイトの重さではキャスト後なかなか沈下しないので、手でラインを強制的に送り出して沈下を助ける。
しばらくして、ガツンとヒット。
思いっきり合わせると乗ったようだ。
さっきと同じように、よく引く。ロッドも満月全開だ。
これまた無事ネットイン。なかなかの良型だ。
計測すると73cm、でサイズアップ。
船長も喜んでお店で写真を撮るようにと勧められた。

船は再びバース先端に戻り、流し変える。相変わらずうねりはきつい。ミヨシでがんばるのだが、鉄柵に足を絡めるようにして踏ん張る。かなりきつい&痛い。
ここで再びジグにチェンジ。
お気に入りのラ・フェスタである。
小さいのが2本混じった後で、いつものリフト&フォールのフォールでガツン!
うーん。これもよく引く。そしてかなり重い。
さっきの2本と同じサイズが期待できる。
浮かんできた魚体はしかし先ほどよりもさらにデカそう。
船長もタモを抱えながら嬉しそうに「さっきよりもデカイよ!」と叫んでる。
そして無事取り込んだのは本日最大82cm、3.6k。
ふぅー疲りたビー(古いね)。

さてその後は、中型が連発するがクーラー満杯のため全てリリース。
でもシーバスの引きを十分堪能する。
後半は全てベイトタックルで攻めることになった。
バイブの時はスピニングでやったのだが、キャストが不正確で2本バイブをロストしたことに嫌気がさし、ベイトオンリーになった。
バースのような複雑なストラクチャーではスピニングはやや使いづらい。もうすこし単純なストラクチャーでないとダメだ。アクアラインの橋脚なら平気だけどね。
そうこうして数本追加したところで沖上がりを迎えた。
陸に上がった瞬間、雨がぽつりぽつりと落ちてきた。

結果は大満足である。キャッチ総数は20数本、良型(60クラス以上)率30%。
もちろん反省もある。特にルアーのロストは痛い。
2本はキャストミスでロスト。1本はストラクチャー攻撃で傷んだラインのため、ラインブレークによるロスト。
全てお気に入りのジグやバイブレーションだ。
でも、大型連発したし終始シーバスのヒットを楽しめたので、釣りそのものは大満足である。
しかし、体のあちこちが痛い。明日は筋肉痛必至だな。



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釣果2002年11月8日