日  時:平成14年10月18日 6:00-13:30
ポイント:鹿島沖
同行者  :知人
気  象:曇時々雨
海  象:少し波あり
気  温:20度
水  温:不明
魚  種:ワラサ2本
体  長:ワラサ、62cm,65cm
重  量:未計測
ル ア ー:60-110g各種
ラ イ ン:PE1号&2号
リーダー:フロロ25LB+50LB
ロ ッ ド:ダイワ ソルティスト60HB
     コスモテックCT661-SP
リ ー ル:ダイワ ミリオネア・ベイエリアスペシャル
     シマノ ツインパワー4000 本日の画像

1本目
2本目
2本ゲット
前回鹿島のリベンジ戦。
目の前でワラサをばらしたのが悔しくて早々に鹿島行きを計画。
とにかく人生初ワラサをゲットしなきゃ。
色々考えたが、はやり東京湾ライトタックルは外せない。
私の基本釣法だからね。
この強烈にやわらかくしなやかなで、しかしバットはしっかりしているロッドと、ドラグ性能に優れ軽量コンパクトなリールとで勝負するのだ。このタックルでワラサをやっつけれることを実証したい。

4時半に船宿に到着するとすでに3,4人の先客。
急いで船に着座ポイント確保に走る。
左舷トモは既に占有されていたが、右舷トモは空いていた。直ぐに確保。ラッキー。
天気予報では晴れ時々曇りなんて言っていたが、全然外れ。小雨がしとしと降る天気だ。
まぁこの方が暑くなくていいけどね。

定刻通りに船は出船し30分ほど走ってポイントへ。
まずはイナダポイントだ。
お土産確保狙いだが、何と全然食わなくて、このポイント付近をしつこく流したが、結局船中イナダが1本のみ。
船はワラサポイントへ移動する。
20分ほど走ってポイント到着。既に数隻の船団が。
魚影が濃いのだろう。
固まり気味の船団となる。
早速開始する。
反応はかなりあり、「全員ヒットしてもおかしくないぞ!」っと船長は檄を飛ばす。
しかし必至にしゃくるがかすりもしない。
船長の檄は続く。
そしてついにミヨシ中央でワラサがヒット。そして取り込みも成功。
船長の檄はさらにヒートアップ。
船は少しずつ流し変えて、反応に乗せる。
ミヨシ中央でまたまたヒットし取り込み成功。
焦る。。。
すると私の隣の左舷ミヨシでヒット。
そして取り込みも成功。うらやましい。
なぜ、自分には来ないんだ???。
既に2時間半以上が経過している。
流し変えるたびにルアーを取り替えてみるが、効果無し。
これはまじでヤバイ。

潮がややきつくなったので、スティンガーバタフライの110gピンククラッシュに変更。
それでも直ぐにラインは斜めになる。
と、ボトムを取って3,4シャクリ目にしゃくった竿がズンと押さえ込まれる。
「根掛かり?」
いや、3,4シャクリしているのだ。根掛かりではないはずだが。しかしラインはかなり斜めに出ている。
するとラインがじりじりと出てゆく。
「何?お祭り?」
「しかしこのラインの出方は??」
やっと魚がヒットしていることに気が付いた。
相変わらずラインはじりじりと出てゆく。
戦闘開始だ。
ドラグの性能を信じて、少しずつポンピングに入る。
ちょっと巻き上げては、それ以上引き出されることたびたび。
ドラグをもう少し締めて強引に寄せたいところだが、なにせPE1号ラインだ。無理は出来ない。
ボトム付近で攻防が繰り返される。
気づいた船長がタモを持って飛んでくる。
根が無いから、ラインを出されても慌てないでゆっくりやるようにと助言を受ける。
それはありがたい。 しばらくボトム付近で攻防していたが、急に抵抗が弱まってくる。
これを機に、ポンピングを一気に行い、上層まで魚を引き上げる。
と、ここで魚は最後の抵抗か。またしてもドラグを鳴らして下へ突っ込む。
しかし、この2,3度のつっこみをドラグと超しなやかロッドでかわすと、もう余力は残っていないようだ。
ポンピングすると素直に浮いてきた。
魚体が見える。おお、ワラサだ。
船長の差し出すタモ編みに魚を誘導して、勝利!
やったぜ!人生初のワラサだ!
嬉しいいい。
いやぁー楽しいぞ。このライトタックルでの勝負は。
ひやひやどきどきスリル満点。

さて、ここから食い渋りがきつく、まったくヒットしない時間が過ぎてゆく。
しかし、相変わらずミヨシ中央の人にはヒットがあり、魚を取り込んでいる。
よく見ると、スピニングタックルでロングジャークの早巻きを行っている。
これを見た周りのみんなもこのスタイルに変化。
すると、あら不思議、ボツボツとヒットしているではないか。
しかしかわいそうなことに、かなりばらしている。
わたしのタックルはその点有利だ。
魚の食い込みが良く、ロッドがしなやかなので、バレが極端に少ないのだ。
ただ、ヒットが無いだけなのだ。。。。

時間が過ぎてゆく。
ヒットは無い。
まぁワラサ1本取れているので、とりあえずはOKなのだが、その後かなり時間があるのだからもう1,2本取れてもいいはずなのだ。
残り時間も少なくなってきた。1本で終わりか?
どうやら本日のはまりパターンである、スピニングでのロングジャークを試してみることにする。どうしてもあと1本取りたい。
しかし、やはりヒットしない。
色々ジグを交換して試したがダメだ。何が悪いのだろう?

ついに船長は最後の流しを宣言。
ここで、わたしはベイトタックルに戻すことに。
最後はやはり基本スタイルで終わらなければ気分が悪い。
ジグは前回ワラサをばらした、ヒラジグラの100gブルー。
すると何と第一投目、底を取った後の1シャクリ目に、ドスンとヒット。
しっかり合わせて、これはがっちり乗ったぞ。戦闘開始だ。
船長もタモ持ってすっ飛んできたが、これは少し長い戦いになりそう。
何せほとんどボトムで、その上ラインはじりじりと出っぱなしなのだ。
本来なら止めなきゃまずいだろうが、ここは平坦で根がないので、こういった勝負が出来るのだ。
船長も、時間をかけてゆっくりやるようにと言っている。
じりじり出ていたラインが止まったところで、ポンピング開始。
しかし、さっきと一緒だ。
ポンピングした量以上に直ぐに出される。
しかし、これを繰り返していると、徐々に相手はへばってきた。
こうなりゃこっちのもの。
最後の水面近くでの抵抗をかわし、無事タモ入れ成功。
やったぜ。!最後の流しで見事2本目!うれしぃー
そしてこれにて終了となった。

いやぁー、本当に楽しかった。
このタックルでワラサとの勝負は根がきつい場所ではちょっと無理かも知れない。
でも鹿島なら大丈夫!
とにかくスリリングで楽しく、かつバレ無い。
今日周りを見ていたが、堅いタックルの人はかなりばらしている。
東京湾スタイルの実効性が証明されたぞ。

前回の借りはきっちり返すことが出来て満足。
もっと釣れてもいいかなぁ、とは思うがまぁそれは欲張りだろう。
稚鰤釣りは楽しいね。
らったなぁ。



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釣果2002年10月18日