エギング船に初挑戦である。
いつもの「かみや」。
限定船として出すと言うことなので、即予約。
聞いたところによると、通常エギングは竿を大きくしゃくり上げるものだが、今回勧められているのは、エギをほとんど動かさずに、潮の流れに乗せるだけ。潮が緩いときは、たまにゆっくりあおるだけ。
また、中おもりからエギまでは、１ヒロ以下で１．３−１．５ｍくらいの１．５号フロロだそうな。
これまた通常２ヒロや３ヒロを取るらしいから、独特らしい。
どうやら通常のエギングとは様子が違うようだ。
まぁ、いずれにしても自分は初めてだから、どっちにしろ同じだけどね。
そう言う訳で、疑心暗鬼の釣りだ。
事前に行きつけの釣具店で、２．５号オレンジを購入。
そして、船宿で２．５号ピンクを購入（これがものすごく乗るらしい）。
予報ではやや風が出るようなことを言っていたが、全然大凪で途中からは暑いくらい。
着座位置は右舷ミヨシ。まぁまぁの位置を確保出来た。
船は１時間ほどでポイント到着。
早速開始だ。
ピンクのエギをセットし投入。水深は１０ｍ。
中おもりが着底後、ハリス分巻き上げ、じっと待つ。
しかし乗らず、流し変える。
次の流しでは、左舷ミヨシで１杯上がる。
が、その後続かず。
さらに次の流しで、両舷で２，３杯上がる。
しかし自分には当たりが来ない。
次の流しで、自分の隣の人にスミイカが乗る。
おおっと眺めて感心していると、自分の竿先にもぞもぞっとした感触。
聞き上げるとずしっと重い。
乗った！
重みを感じながら水面まで巻き上げ、抜き上げようとしたところ、バレた。。。。。
悔しい！！
その後、隣の人がさらに１杯追加。
うらやましい。
が、わたしにも次のシグナルが訪れる。
これまたずしっと重い。
水面まで巻き上げたが、最初の１杯はどうしても取りたかったので、隣の人にお願いしてタモ入れ。
無事ゲット。しかし思いっきり墨を掛けられる。。。悲惨。。。
さてさて、その後は船中ぼつぼつと上がるが、特別フィーバータイムもなく我慢の釣り。
潮も大した流れを見せず、スミイカの活性はいまいち。
自分もぼつぼつと拾い釣りしてゆくが、じっと待っていているともぞもぞと乗る場合と、適当にシャクリを軽く入れてやったときに乗る場合とに分かれた。
大きさの割りに、結構な引きを見せるので乗った場合は楽しい。
しかし、初めてと言うこともあるだろうが、水面バラシ２回、乗った後巻き上げ途中でのバラシ３回と、バラシが多かったせいか、結局トータル７杯に終わった。
途中、エギをオレンジに変えてみたが、それで１杯はゲット出来たので、オレンジももしかしたら結構いけるのかも知れない。

トップは１３杯、１０杯が３人。
自分は７杯なので、その差は大きい。
バラシが原因の一つだが、乗りの回数を多くしなければならないとも感じた。
ハリスが少し太かっただろうか？
棚取りはマッチしていただろうか？
よく分からない。
これは、回数をやはりこなさないと、自分のスタイルがはっきりしてこない。
でも、「限定船」なんだよなぁ。

帰ってから、スミイカを捌き、刺身で食したが、こりゃうまいね。
ゲソは甘辛煮にして、これまたグー。

こんどカワハギ船が乗合船でスタートするらしいが、スミイカも一緒に狙う計画だ。