日 時:平成13年8月25日 13:00-17:30 ポイント:勝浦沖 同行者 :なし 気 象:曇り時々晴れ 海 象:凪 気 温:28度 水 温:不明 魚 種:真ダイ1匹 体 長:68cm 重 量:5.5kg ル ア ー:スティンガーバタフライ ピンク 110g ラ イ ン:PE3号 リーダー:40LBフロロ ロ ッ ド:サザンクロス6.6f リ ー ル:アブ 現 認 者:なし真ダイゲット 1匹でクーラーを独り占め |
タチウオに行くか迷ったが、朝起きられず必然的に外房青物の午後便を選択。 現地に到着すると、午前便がちょうど戻ってきたところ。 釣果を見ると何と全員が獲物をぶら下げている。ほとんどがワラサだ! これは午後便も!っと期待が高まる。 ところで午後便は基本的にアジの泳がせ釣りなのだが、それにルアーでわたしが割り込む形となった。 船は8名の釣り人を乗せ港を離れる。 外房では珍しく海はものすごい凪。これでガンガン釣れれば最高なんだが... でもやはり甘くなかった。 近場で餌のアジを40分くらい掛けて調達した後、一路勝浦方面へ。 しかし、サビキで鈴なりになってぼこぼこ釣れる様子を見てこれ専門でも結構おもしろそうな気がした、 さて勝浦に到着したが釣り場では既に何隻がかたまっている。 それに混じって実釣開始するが、まったく音沙汰がない。他船も全然ダメなようだ。 わたしは本日は3種類のしゃくりパターンをローテーションする。 しかし、繰り返しても繰り返しても魚からの反応はない。 船は何度も流し変えるが反応は無く、泳がせ釣りの人のアジも100%元気なままで戻ってくる。 「本日は(本日も!)ボーズか?」そんな予感が頭をよぎる。 大分時間が経った4時半頃、高い根から船がはずれた瞬間、ロングジャークパターンで攻めていた私の2ジャーク目に突然のあたり! 確かに地球ではなく生き物にヒットしたのを確かめて、思いっきり合わせる。 戦闘開始だ! 相手はかなり重い。最初から激しくラインが出されて行く。高い根からはずれたばっかりだ。このままではまずい。 スプールに手を当てラインを止め強引に巻き上げる。 しかし、スプールから手を離すと、すぐにラインが激しく出される。 だが、あまり強引に巻き上げてもラインブレークする可能性がある。 微妙なタッチでスプールを押さえたり離したりしながら徐々に巻き上げて行く。 ある程度巻き上げて、根の心配が無いことを確認したところで、今度はドラグに任せて楽しく巻き上げる。ここからも何度も下への激しい突っ込みを見せる。そのたびドラグがうなる。 これは結構な大物だろう。 しかし、こう下へ下へと突っ込むのは何?ワラサじゃないの? やがて魚は浮いてきた。ん?きらきら光っているが?カンパチか? 「真ダイだ!」タモを手にした船長が叫ぶ! 「何、タイ?」 船長が差し出すネットに無事収まった大ダイ。これはデカイ。 船長も、「こんなところでジグで大タイが釣れるなんて」、と驚いていた。わたしも驚いたよ。 少しの間放心状態。 船には何かの釣り雑誌の取材の人がいたようで記念撮影。 一息ついて、またジギングを再開するが、結局その後は再び音沙汰無しで終了となった。 特に最後は潮が速くて150gでも底を取れない状態で、お祭り続出、まったくと言うほど釣りにならなかった。 結局午後便はこの大ダイ1本のみ。 午前中のワラサはどこへ行ったのか? でもわたしとしては大満足。強烈な大ダイの引きを味わえたのだから。 考えてみるとこれはなかなかお目にかかれるものではなさそう。これが最後かも知れないし。 海は何が起こるか分かりません。 家に帰ったら大反響でした。 何せクーラーを1匹で独り占めしているのだから。 これ、優勝力士が持っているタイのようだとか、料亭に打ったらうん万円するんじゃないのとか、何とか... |